文化勲章受章者 |
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重要無形文化財 「木工芸」保持者 |
かわぎた りょうぞう 川北 良造 |
重要無形文化財 「沈金」保持者 |
まえ ふみお 前 史雄 |
重要無形文化財 「釉裏金彩」保持者 |
よした みのり 田 美統 |
重要無形文化財 「銅鑼」保持者 |
さんだい うおずみ いらく 三代 魚住 為楽 |
重要無形文化財 「彫金」保持者 |
なかがわ まもる 中川 衛 |
重要無形文化財 「髹漆」保持者 |
こもり くにえ 小森 邦衛 |
重要無形文化財 「友禅」保持者 |
ふたつか おさお 二塚 長生 |
重要無形文化財 「蒔絵」保持者 |
なかの こういち 中野 孝一 |
寛文6年(1666)、加賀五代藩主•前田綱紀侯は京都より仙叟宗室(裏千家四代)を茶道普及の為に金沢へ招きました。その際、初代長左衛門が京都より同道し、郊外であった大樋村(現大樋町)からの粘土を主に用い茶碗などを制作し、大樋焼と称されるようになりました。仙叟宗室は千利休の理念を受け継いだ孫•宗旦(千家三代)の四男であり、この地に千家茶道を普及させました。
また、長左衛門は楽•長次郎を始祖とする一入(楽家四代)の高弟であり、身につけた楽焼の技術や理念を仙叟の指導のもとに、楽焼唯一の脇窯として独特のものにしました。後に仙叟は京都に帰り裏千家を興し、そして長左衛門は金沢に残り、350年にわたる大樋焼の礎となりました。
大樋陶冶斎(十代 長左衛門・年朗)は、文化勲章受章者、文化功労者、日本芸術院会員であり、十一代 大樋長左衛門(年雄)と共に今日までの大樋焼を継承しています。
「工芸王国」として名高い石川県には、加賀友禅や九谷焼、輪島塗などたくさんの伝統工芸が生まれ今もなお盛んです。東京・京都に次いで、全国でも3番目に人間国宝が多い都道府県であり、このコーナーでは日本工芸会石川支部の正会員から研究会員までの作品を常設で展示・販売いたしております。
ドイツの老舗が作るグラスと、色鮮やかな九谷焼のステムが融合したワイングラスです。
保温性・保冷性に優れた口当たりの良い木製のカップ。カラフルな色合いが目を惹きます。
富山県高岡市の伝統産業「鋳物」の鋳造技術を基に、本錫を100%使ったタンブラー。
100年続く伝統の技「津田水引折型」と、水引の基本結びである「あわじ結び」を応用して作ったネックレスです。