茶の湯文化を背景に、和菓子を中心に発展してきた金沢の菓子文化。味覚だけでなく、視覚をも楽しませてくれるその芸術性は、まさにおもてなしの心そのものです。「黒門小路」では、老舗の銘菓や現代風アレンジのお菓子はもちろん、限定のオリジナル菓子もご用意。和菓子処・金沢の魅力を幅広くお楽しみいただけます。
寛永2年(1625)創業以来390余年に亘り、加賀藩御用菓子司を勤め、今般、新本店建設とともに「金沢菓子木型美術館」を開設。加賀金沢の菓子文化を発信し続けています。
大正6年(1917)創業。代表銘菓「柴舟」は、独自の製法で仕上げた生姜のすり蜜を小麦粉のお煎餅に一枚一枚職人が刷毛引きし、滑らかな表面に仕上げます。
昭和9年(1934)創業。「きんつばといえば中田屋、中田屋といえばきんつば」と親しまれている銘品「きんつば」を中心に、餡一筋に精進を続けています。
嘉永2年(1849)創業。「花うさぎ」や「生らくがん」は金沢を代表する銘菓となっています。
天保元年(1830)創業。金沢では一番歴史のある飴屋。良質な米と大麦にこだわり、創業以来伝統の技と職人の心を守り続けています。
金沢の伝統文化、歴史に学びながら、「人々の心を和やかに」そんな和菓子作りを目指しています。
いまもむかしも「加賀麩」ひとすじ。「不室屋」は創業より今日まで伝統の製法、味、技を伝承し、ひとすじに「加賀麩」を永々とつくり続けています。
原料・調味料を厳選し、化学調味料・保存料・着色料を使用しない商品作りを続けています。
明治8年(1875)創業。味噌、醤油などの醗酵食品を手がけ、時代の流れと共に金沢の家々に伝わる味と手技を手本として、「かぶら寿し」をはじめ、「金城漬」などのお漬物を作ってまいりました。独自の素材選びと秘伝の技をさらに磨き、いにしえの食と味覚を伝え続けています。
文久3年(1863)創業。加賀藩前田家の製茶奨励政策による打越茶園の歴史とともに歩んできました。「丸八」の商号は、初代 丸谷八左衛門に由来し、今日の「丸八」の特徴は「献上加賀棒茶」に集約されます。